勉強時間は長ければいいというわけではない

子供が全然勉強をしたがらない時に、親としては何とかしてもっと勉強するようにしなければと焦ってしまうこともあります。特に、テストの成績が悪かったりの子供ですと、いっぱい勉強しなければとてもついていくことが出来ないという不安になられてしまいます。

子供に勉強をしなさいというしつけをつけるということは親としてあるべき姿と言えます。勉強はある程度小さいうちにいかに習慣付けてあげられるかということで、子供は勉強を自然と出来るようになっていくという側面もあります。

ですが、成績が悪い時についつい言い過ぎてしまって長時間勉強をしなければいけないということを考えてしまうのは良くはないでしょう。勉強の効率や成績アップは必ずしも勉強時間に比例するものではないからです。

勉強は時間ではなく、中身がとても大切です。長時間机に向かっているとしても集中し続けることは限界があるでしょう。子供にとって一番効率の良い勉強時間の確保ということを試行錯誤しながら見つけて行くということを心がけましょう。

小学生の子供の勉強時間の目安はどれくらいなの？

まわりの勉強ができる子供は毎日何時間くらい勉強しているのだろう？と思うことがあるかもしれません。成績優秀な子供はきっと長い時間勉強をしているのでは？と思うかもしれませんが、一概にそうとは言い切れません。短時間でもいかに充実した勉強時間を確保できるかということが大切だからです。

小学生の子供の勉強時間の目安ですが、１～２年生の低学年ですと1日1時間程度、３～４年生の中学年ですと1日1時間～2時間程度、５～６年生の高学年ですと1日2時間～3時間程度ではないでしょうか！？子供が集中できるのは一般的にこれくらいの時間だと思います。

もちろん小学生の子供にとってみると、勉強以外にもお友達と遊んだり、習い事に通ったりなど他にもいっぱいやらなければならないことがあります。人間形成という点でも大切な時期ですので、バランスのとれた勉強時間ということを忘れないようにしなければいけません。

毎日の生活の中で、他にもいっぱいやることがあるので毎日勉強時間を作るのが難しいかもしれませんが、勉強する日としない日の差があまりにも大きいのでは勉強を習慣化することが出来ません。毎日継続できるような現実的な勉強時間を工夫しながら構築していきましょう。