大政奉還はなぜ起こったの??【尊王攘夷から倒幕への流れ】

大政奉還は1867年に15代将軍の徳川慶喜によって朝廷へ政権を返上したことをいいますが、これによりついに江戸時代も幕を閉じることになってしまいます。徳川家康が1603年に江戸幕府を開いてから約265年も続いた江戸時代ですが、ついに新しい時代へと進んでいくことになるのです。

 

大きなきっかけとなったのはペリー来航を引き金にした日米和親条約や日米修好通商条約の締結でしょう。一気に外国からの圧力がかかることになってきていましたので、当然それに対抗しようと考える人々もいたのです。

 

このように外国を倒して朝廷の権威を重んじる考えのことを尊王攘夷と呼んでいます。その中心であったのは長州藩でした。長州藩は、外国船を砲撃するという事件を起こしたりもしていますが翌年には下関砲台を占領され上手くいきませんでした。

 

また、薩摩藩は生麦事件で島津久光の行列に乱入した際にイギリス人を殺傷したのですが、これに対する報復を受けることになってしまったのです。

 

尊王攘夷から倒幕へと考えが変わっていくことをしっかりと理解しましょう

もともとは朝廷をを尊重し外国を倒そうという考えであった長州藩などの尊王攘夷派ですが、次第に外国を倒すことは難しいというように考えを変えていくことになってしまうのです。たしかに日本の鎖国時代に近代化を図っている諸外国を打ち破ることはかなり厳しいものだったと思われます。

 

このようなもともとは尊王攘夷派だった人たちは幕府を倒そうというように考えを改めていくようになるのです。このような倒幕の動きで有名なのが薩長連合です。西郷隆盛や大久保利通の薩摩藩と、木戸孝充や高杉晋作の長州藩との連合であり、仲介を行ったのが坂本竜馬です。

 

このような情勢のなかで行われたのが大政奉還なのです

このような倒幕の流れを受けてついに15代将軍の徳川慶喜は朝廷に政権を返上することとなります。これが1867年の大政奉還なのです。江戸時代の晩年はペリーの来航からめまぐるしく世の中が動きました。登場人物も多いので、繰り返し学習するのがいいでしょう。

 

なお、翌年の1868年には鳥羽・伏見の戦いがおこり、幕府は江戸城を明け渡すことになるのです。

 

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