日本には多くの山があります。というのも国土の大半が山で覆われているからです。日本の中でも代表的な山についてはしっかりと名前や特徴を知っておくということが必要です。もちろん、山脈・山地・高地とも関連して地図上でしっかりと位置も確認しながら丁寧に学習していきましょう。
日本の代表的な山を学習する際には隣に地図を用意しておくことが必須でしょう。しっかりと日本地図と見比べながら確認をしていくようにしましょう。
北海道は面積も広大ですし、いくつもの山がありますが、そんな中でもテストや入試などでおさえておくべき山は大雪山と十勝岳でしょう。
大雪山は、北海道の中央部に位置しています。大雪山国立公園があります。
そして、大雪山の南方に位置するのが十勝岳です。十勝川の源流としても知られていますので、あわせて覚えるといいでしょう。活火山でもあります。
東北地方は南北に奥羽山脈もあり、覚えておくべき山もあります。その中でもしっかりと知っておくべき山は鳥海山や蔵王山などでしょう。
鳥海山は、秋田県と山形県との県境に位置しています。秋田富士や庄内富士という名称でも呼ばれることがあります。
蔵王山は、山形県と宮城県の県境にあります。奥羽山脈を代表する山ですのでセットで覚えるようにしましょう。東北地方でも有数のスキー場が多いことでも有名です。
中部地方には大きな山が多い一帯でもあります。また北アルプスや中央アルプスさらには南アルプスといった深い山々が連なっていることでも有名です。そんな中部地方の中でテストや試験で重要なのが、富士山・八ヶ岳・槍ヶ岳あたりでしょう。
富士山は、静岡県と山梨県との県境に位置しています。日本一高い山として誰もがご存じでしょう。標高は3,776mです。富士山は長い間噴火がありませんが、活火山になります。
八ヶ岳は、長野県と山梨県との県境に位置しています。高冷地農業が盛んな事でも知られています。
槍ヶ岳は、長野県と岐阜県との県境に位置しています。北アルプスの一角としても知られています。
中国・四国地方で試験に出やすい山と言えば、大山と石鎚山でしょう。
中国地方で岡山県と鳥取県との県境に位置するのが大山です。大山隠岐国立公園があります。
四国地方で愛媛県にあるのが石鎚山です。山岳信仰ともゆかりが深いです。
九州地方で重要となるのは、阿蘇山と雲仙岳でしょう。
阿蘇山は熊本県にあります。日常的に噴火をすることでも有名です。火山活動の活発化している時には注意が必要でしょう。
雲仙岳は、長崎県の島原半島に位置しています。近隣では火山防災にも力を入れています。