豊臣秀吉に関することまとめ【大阪城・検地・刀狩・宣教師追放】
豊臣秀吉も全国統一を目指した一人です。もともとは織田信長に仕えていましたが、本能寺の変で織田信長が明智光秀に攻められるとすぐに豊臣秀吉は明智光秀を山崎の戦いで討って全国統一を目指すことになるのです。織田信長も全国統一を目指しましたが夢を叶えることが出来ず、その志は豊臣秀吉へと継がれていくことになるのです。
豊臣秀吉は、柴田勝家を破ると、長宗我部氏の四国を平定・島津氏の九州を平定・北条氏の小田原を平定・伊達氏の奥州を平定し全国の統一を成し遂げるのです。もともとは低い身分の出身とも言われている豊臣秀吉ですが、全国を統一するにまで成り上がっていく様子は非常に感銘を受けます。
豊臣秀吉が建てたことで有名なのが大阪城です。石山本願寺の跡地に建てたことでも知られています。安土城と同様に天守閣に特徴を持つ城です。
豊臣秀吉が民衆に対しておこなったことをしっかり整理する
豊臣秀吉が民衆に対して行ったことの代表として、検地と刀狩が有名です。それぞれはどのような内容であるのかをポイントを整理しながら学ぶようにしましょう。
検地とは、土地調査のことですが豊臣秀吉が全国的に行った検地のことを太閤検地とも呼びます。土地をしっかりと測量し、収穫高を決め、年貢を確定するということです。年貢逃れができないように検地帳といわれる名簿のようなものを備えたりもしています。
刀狩とは、農民などから刀などの武器を取り上げることです。この目的はもちろん逆らうことが出来ないようにするためでしょう。この刀狩によって、武士と農民との身分が鮮明になったとも言われています。
豊臣秀吉のおこなった様々な対外政策を整理しましょう
豊臣秀吉は対外政策でも特徴的な事をいくつか行っています。まず、豊臣秀吉はキリスト教は国内統一の妨げという理由で宣教師を国外に追放しました。織田信長はキリスト教を保護しているのとは対照的です。
一方で、東南アジアとの貿易を強化していきます。そのためには、スムーズな貿易の妨げとなっていた倭寇を厳しく取り締まるなどもおこなっています。
また、朝鮮半島を攻め入ることもしました。1592年に一度目（文禄の役）、1597年に二度目（慶長の役）と2度攻め入るもいずれも失敗に終わっています。
