もしかしたらうちの子供が勉強ができないのは主人の家系の遺伝ではないかななどと考えてしまう方を時々みかけます。あまりにも子供の成績が悪かったりすると、その原因を家系のどこかに求めてしまうということです。
でも、私が考える限りでは遺伝が原因で子供が勉強ができないなどということはないと思います。もちろん、科学的な根拠はありませんが・・
もしも、本気で遺伝が原因で子供の成績が悪いなんてことを言いだしてしまったら、夫婦げんかに発展してしまいますので、少し考えを変えてみる方がいいでしょう。
もちろん、生まれつき頭のいい人間というのはいると思います。いわゆる天才と言われている人です。このような人と比べると確かに子供は勉強が出来ないかもしれませんが、かといって家系が悪いから極端に成績が悪いというのは、少し話がズレていると思います。
誰かのせいにしてみたくなる気持ちも分からない訳ではありませんが、もっと冷静に子供の現状のことを理解して現実的な原因を探すことが大切になってくるはずです。
まず最初に認識しなければならないことですが、今の子供が学んでいるのは小学校の授業ということです。子供にとってみれば初めてのことですので苦労はたくさんあるかもしれませんが、大学入試に出てくるような難しいことを学んでいるわけではないということです。
なので、遺伝で子供が勉強の理解ができないというよりも、正しい勉強を毎日していないということの方に原因があると考えるべきです。
小学校の教育は義務教育ですので、日本の子供たち全員が学んでいるものです。もちろん個人差はありますので、理解をするまでの時間はまちまちでしょうが、どの子でも正しく学べばそれなりに理解が出来るはずなんだという考えを持つべきでしょう。
多くの場合、小学生の子供が勉強ができないのは、自分自身の勉強リズムを確立していないことが原因となっています。学ぶということは何も1日や2日といった短期的な事ではありませんので、毎日の生活リズムをいかに作り上げていくのかということが大切になってきます。
今日だけ頑張って勉強をしても、明日やらないというのではなかなか安定して成績を上げることは難しいでしょう。
授業は日々進んでいってしまいますので、当然予習や復習といったことを毎日コツコツと積み重ねていくということが地味なようですが勉強ができるようになるためには必要になってくるのです。
今、お子様が勉強ができないで悩んでいるというのであれば、毎日の生活リズムの中にどこか改善の余地があるはずです。まずは、それが何なのかをしっかりと見極めるのがいいでしょう。